例えとしてゴミ袋です。
硬くしばったゴミが詰まったゴミ袋を広げるのに
外力をあたえて ひっぱったら破れてしまいます。
筋肉の膜組織は非常にデリケートなものです。
そこに強い外圧がかかると
ゴミ袋のように簡単に破れてしまうのです。
そうすれば圧はとうぜん抜けることになります。
時間をかけて膜組織を
びりびりに破いているんです。
治癒がはじまれば血流は良くなります。
これで筋肉が柔らかくなったのを
「ほぐした」と表現していることも珍しくありません。
破壊と修復を繰り返せば組織はどんどん硬くなって
「ほぐれない」状態になります。
するとさらに強い外力をかけて 筋を「ほぐそうとする」
一時的に起こるのが
揉みかえしと言われるものです。
そして繰り返させると循環機能が低下していき
いろんな問題を誘発させていきます。